omy's sketchbook

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伝わる文章とは?

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 サイトを作り、いざ記事を書いてみようとキーボードを打ち始めようとしました。しかし、全く手が動きませんでした。

 

それもそのはずです。僕は、今まで文章というものを書いたことがありません。

(大学時代提出したレポートもコピペしたその場しのぎのものでした。)

 

 僕は「文章を書く」ことはまったくの素人です。文章を書くことは社会に出れば企画書や報告書など、様々な場面で活用できます。また会社以外にもブログやサイトの記事製作などに役に立ちます。僕はまず文章の書き方の本を読み、その本を紹介する記事を書くことにしました。

 

 この記事で紹介する本は向後千春さんの《「型」にはめれば必ず書ける!200字の法則 伝わる文章を書く技術》という本です。

 

 この本の最初の目標は、200文字書くことです。なぜ200文字かというと大体一段落の文字数が200文字だからです。そしてこの一段落を的確に伝えられるようなれば、それと同じ要領で1000文字書くことができます。僕のような文章初心者にはおすすめの一冊です。

 

200字の法則 伝わる文章を書く技術

200字の法則 伝わる文章を書く技術

 

 

 そもそも伝わる文章とは?

伝わる文章には3つのポイントがあります。ひとつめのポイントは文章が誰に向けて書いてあるか明確であること。ふたつめは文章が論理的であるということ。みっつめはわかりやすい文章であること。

 

 ひとつめのポイントは誰に向けて文章を書いているかはっきりしているかということです。例えば相手の知識レベルや興味を知っていれば、それに合わせて文章をかくことができます。逆に読む人の範囲が特定できない場合は、それだけ文章を書く判断材料がなく、どう書いていいかわかりません。文章を書くときは読み手を想像することが重要です。

 

 ふたつめのポイントは文章が論理的に書かれているということです。論理的な文章とは事実と意見だけで書かれている文章のことです。この場合の事実とは真偽が確かめられるものです。 そして意見とは事実が根拠となっている考えのことです。論理的な文章は事実と意見だけによって構成されています。

 

 みっつめのポイントは文章のわかりやすさです。わかりやすい文章とは難しい単語や複雑な言い回しを避けているものです。わかりにくい文章は要領を得ず、途中で読むのを投げ出してしまいます。わかりやすい文章とは平易な言葉でも伝えたいことが伝わる文章のことです。

 

まず200字書いてみよう!

200字書くにあたって、型に当てはめるとわかりやすい文章が簡単に書けるようになります。報告文を例にその方法を説明します。その方法とは、一段落の文章をコンセプト、要約、ダメ押しのみっつに分けます。 

 

コンセプトとは報告の趣旨は何かを伝えることです。最初にコンセプトがくるのは、一番伝えたいことを初めに明示して、以下の文章をわかりやすくするためです。

 

要約は報告の内容の要点を拾ってまとめます。要点を三つに絞り箇条書きにすることによって、読んだ人もひと目で要点を捉えることができます。

 

ダメ押しの部分は報告の全体を繰り返します。ダメ押しでもう一度念押しをすることにより、文章全体がまとまります。

 

書き慣れてきたら1000字の文章を書いてみよう。

1000字というと何だがしり込みしてしまいますが、こちらも型に当てはめることによって、スラスラと書けるようになります。それではどんな型を使うのでしょうか?

 

それは「序論・本論・結論」という3部構成です。これは200字の文章を書く際に使った「コンセプト・詳細・ダメ押し」に対応しています。「序論」ではこの文章の言いたいこと(コンセプト)を読者に紹介、「本論」では、言いたい内容を詳しく描いて(詳細)、最後に「結論」で力強くまとめます(ダメ押し)。

 

「序論・本論・各論」の全体1000字は一段落200字程度の5段落で書きます。各段落には200字の際に使った型を使います。

 まず一段落は序論です。そして詳細部分である本論は、三つの段落を使って説明していきます。本論部分の段落のひとつひとつは、それぞれ伝えたいことが異なりますから、各論とと呼びます。本論は「各論1」「各論2」 「各論3」の三つの段落から構成されています。最後の段落は、文章の締めである結論です。

 

文章がうまい人とは

文章がうまい人とは、たくさん文章を書いてきた人のことです。そういう意味では、僕の文章レベルは生まれたての赤ちゃんレベルです。

このサイトを通してたくさんの記事を書き、文章のレベルを上げられたらいいと思います。