株初心者が本で勉強して理解した基本の基本
こんにち。omyです‼
自己紹介でも書きましたが、僕は株式投資に興味を持っています。
フリーターのため、お金に余裕があるわけではありませんが、今後は株式取引に挑戦していきたいと考えています。
株式投資をする理由
お金持ちは、何らかの資産を運用することでお金を稼いでいます。
(医者や一流企業のサラリーマンもお金持ちなのでしょうが、僕が今からこれらの職業につける可能性は低いので今回は置いておきます。)
例えば、企業の創業者や大家さん、アフィリエイタ―のような職業がこれに該当します。
企業の創業者は、企業という資産を運用してお金を手に入れており、大家さんは不動産、アフェリエイターはサイトという資産をそれぞれ活用してお金を手にしております。
また、トマス・ピケティによれば、賃金の上昇率より投資で得られる利益の上昇率の方が大きいとされています。
つまり、このまま働いていても裕福な人(資産がある人)との差は開き続け、働くだけは社会的地位は下がっていくだけです。
自分のように安定した仕事についていない人間こそ、資産を運用して、将来の生活資金を確保する必要があると考えています。
株に関する本
株式投資に挑戦するため、初めて株に関する本を読み、勉強したことをまとめてみました。(内容は超初心者向けです。基本中の基本なので、株の知識がある人は読み飛ばしてください。)
ちなみに今回読んだ本は「東大生が書いた世界一やさしい株の教科書」です。
登場人物による会話仕立てになっていて、非常に理解しやすかったです。株初心者が最初に読むにはおすすめの一冊です。
株取引の2つのアプローチ
株式投資には主に2つのアプローチがある。それがテクニカル分析とファンダメンタル分析です。それぞれのアプローチについて簡単に説明したいと思います。
テクニカル分析
テクニカル分析は主にチャートを使って株式の上昇、下落を予想します。
投資家は主にローソク足チャートを使い、始値、終値、高値、安値を見ながら取引しており、ローソク足チャートを理解できるようになるのは投資家の最低条件のようです。
チャートと使った代表的な買いシグナルとしてはゴールデンクロスがあります。
例えば、25日移動平均線が75日移動平均線を超えた場合には株価が上昇する可能性が高いため、買いのシグナルになります。
そのほかにもチャートには様々な(統計的、経験則的)シグナルがあり、それを見て株の売買を行うのがテクニカル分析です。
テクニカル分析を使い、株の売買を行う人をチャーチストと言います。なんか数学者みたいでかっこ良いですね(笑)
テクニカル分析は短期、中期で投資する人が活用する例が多いようです。
ファンダメンタル分析
次にファンダメンタル分析です。名前の通り、企業の根本的な価値、例えば、財務健全性、成長力などを基準にして株の取引きを行うというものです。
ファンダメンタル分析では、決算書等の資料を読み解き、各企業の業績を分析します。このため、ファンダメンタル分析を行うにあたっては、会計の知識が必要となります。
ファンダメンタル分析の代表的な指標としては自己資本比率、ROE、PERといったものがあげられます。
例えば、ROEは「Return On Equity」の略で、日本語では「株主資本利益率」と訳されます。
会社の利益÷株主資本の計算式によって求められ、例えば100万円の株主資本で20万円に利益を上げる企業のROEは20%になります。
同じ株主資本で30万円の利益を上げる企業がいれば、ROEは30%になり、前者の企業よりも効率的に資本を活用している企業ということになります。
このようにファンダメンタル分析は、決算書類の数字や決算書には表れない企業価値を分析して株の売買を行います。
ファンダメンタル分析をつかって株取引を行う人のことをファンダメンタリストといいます。
株価が企業価値に近づくには時間を必要とするため、ファンダメンタリストには中期~長期取引を行う投資家が多いようです。
なお、多くの投資家はテクニカル的な要素とファンダメンタル的な要素を織り交ぜて株式投資を行っているそうです。
例:ROE20以上の企業がゴールデンクロスのシグナルを出した場合に購入する 等
3.まとめ
株取引にはテクニカル分析とファンダメンタル分析という2つのアプローチがある。
テクニカル分析はチャートを、ファンダメンタル分析は企業価値を基準にして売買する。
テクニカル分析は短期~中期の投資家が、ファンダメンタル分析は中期~長期投資家が多く活用するが、多くの投資家は両方の要素を織り交ぜて投資を行っている。
omyが今後どんな基準に基づいて、投資を行っていくかは検討中です。
でも、一度買ったら長期で持っていたいので、ファンダメンタル分析の方があっている気がしますね。