初めてデジタルで描く絵はめっちゃ下手

デジタルで絵を描いて、一年が経ちました。

今回の記事はデジタル絵を初めて使ったときの理想と現実を描こうと思います。

みなさんはデジタル絵について、どんなイメージを持っていますか。

僕はデジタルを使う前に思っていたことは、

デジタルで絵を描けば、簡単に上手な絵が描けると思っていました。

みなさんもデジタルで絵を描くことに近からずそのようなイメージを持っているのではないでしょうか？

僕もデジタルで絵を描けばきれいな線を簡単に書けるし、後からいくらでも修正できるとか思っていました。

例えるならば、王さまが名高い芸術家に絵を描けと命令するような感じです。

めんどくさい作業はすべて芸術家がやってくれるイメージでした。

あの頃は僕が絵を描くのではなく、クリップスタジオが絵を描いてくれると勘違いしていたのかもしれません。

いざクリップスタジオとペンタブで描いてみると

……か、描けない。

絵が描けないレベルの問題ではありませんでした。線すらまともに描けなかったのです。まっすぐな線を描こうと思っても線がブレブレでした。

最初はペンタブの設定がおかしいと思い、いろいろといじりました。

しかし、まったくよくなりませんでした。（むしろ下手にいじってせいで筆圧がおかしくなりました。）

絵を描く姿勢が悪いのではないかと椅子やモニターの高さを変えましたが、効果がありませんでした。

最終的には不良品を掴まされたのではないかと疑ってしまいました。

その後、あまりの下手さに絶望し、三か月間まったく描きませんでした。

これがデジタルで描いた初めての絵です。

これはＣＧイラストテクニック集vol.8の絵の模写です。

Let's Make ★ Character　CGイラストテクニック vol.8

かなり下手ですね。公開するのがかなり恥ずかしいです。

デジタルで絵を描く前はコピー用紙に模写をしていましたが、アナログとデジタルではまるで違いました。

デジタル絵で一年間練習してみて

一年間、デジタルで絵を描いた感想としては、クリップスタジオやペンタブはツールでしかないということです。

僕は以前はお絵かきソフトやペンタブは便利な絵描きだと思っていましたが、デジタルで描いていくうちに描くのは結局は自分自身が描くものだということがわかってきました。

お絵かきソフトは大量の画材でしかないのです。絵を上手に描くためには、それを使いこなす必要があります。それにはやはり練習が絶対不可欠なのです。

 いくらアナログで、ある程度描けるとしてもデジタルではその実力が完全に発揮できるとは限りません。使い慣れてないツールを使って描けば、上手く描けないなんて当たり前です。

デジタルで描こうと思っている人に伝えたいこと

デジタルで描いたからって必ずしも上手に描けるものではありません。

お絵かきソフトやペンタブは所詮ツールでしかないです。

描くのは自分自身だということです。

僕が一番後悔してるのはクリップスタジオやペンタブを買った後、

三カ月間、絵を描かなかったことです。

クリップスタジオやペンタブはツールしかありませんが、素晴らしいツールであることには間違いはありません。使いこなせるようになればとても強い武器になります。

大事なのはアナログだろうとデジタルだろうと絵を描き続けることなのだと思います。

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